晴耕雨読

今週はこの街ほぼ全店開業でした。で、厳戒?ロックダウン下多分最後の連休に突入。コロ助おとなしくなり、感染率低下は確からしいし、医療体制充実(不急の傷病手術も再開された)もあるけど、メルケルさん言うように暫くは見えない敵と共生することになるんでしょう。気は抜けない。あれだけマスク嫌いだったドイツの皆さん、ちゃんとしてますよー。それで老若男女、お散歩に繰り出してる。

ポストコロナに向けてこの数週間振り返ってみると、晴耕雨読って休日の過ごし方悪くなかった。海外にいても今は電子書籍でなんでも読めて。っていっても雑誌ですけどね活字は活字。

ドイツに来る前の夏、葉山マリーナで免許更新講習受けた後ふらっと立ち寄った葉山町立図書館が気に入り、SUPやってる三戸浜も遠くないし、近くに小さな家を建てるようことにしました。基礎設計半ばでドイツ赴任になっちゃったんだけど、晴耕雨読楽しみだなぁ。どこも行かなくてもいいや、お家の周りぶらぶら(耕してないね)、雨宿りは図書館で過ごし、地産地消で食材仕入れて家でお食事。東京や横浜に食べに出る必要もないね。その前にコロナで倒れんようにせんと、です。

 

「政府が国家のために私権を制限する状況は、戦時体制に近いといえるでしょう。実際に「今は戦時である」という表現が使われるようになっています。ただし、戦時であればただ一つの目標に向けて突っ走るのがいいことである、というのはあまりに歴史に学んでいない態度です。毎日新聞記事

日本は全然突っ走ってないから大丈夫だよ。欧州どこも緩い戒厳令だけれど、この国は確実に2度の大戦で学んでいて、二度と繰り返さないという決意あるんでしょう、外出自粛規制実施にあたり政府の配慮(Moderateさ)が見られた。マクロンさん、今は戦時下だって声高に叫んでたけれど、そういうメッセージ出さなくても物理学者のメルケルさんの一声で共通の見えない敵に対して一枚岩で戦う姿勢ありありでした。フランス農民が道路バリケード張って封鎖デモしちまうとはお国柄が違い、暴れないこともあり、かもしれんけど。ここドイツにいてフランスで耳タコだったSolidariteという言葉の意味が初めて判ったような気が。日本も強権発令されなくとも、Solidarityある。